設置場所は、水平で機器の荷重に耐える充分な強度を有し、水や熱のかからない場所をお選びください。
設置にあたっては、電気、給排水工事(対象機種の場合)が必要ですので必ず専門業者にご依頼ください。
ヒゴグリラーは低電圧方式(感電の危険性を少なくする)のためトランスを使用していますので電源投入時瞬間的に定常電流 よりもはるかに大きい突入電流(下表)が発生致します。設置にあたっては、この点をご留意のうえ電気設備が適切であることの確認を充分していただきますようよろしくお願いいたします。
また、本数値を参考に電路に設置する漏電ブレーカなども電気設備士の方と相談の上、衝撃波不動作型(誘導負荷対応品)をご使用くださいますよう重ねてお願いいたします。
グリラー電気容量(kW) | 定格電流(A) | 突入電流(定格電流に対する約%) | ||
60Hz | 50Hz | |||
三相200V | 4.5 | 13 | 1710 | 2080 |
6.0 | 18 | 2370 | 2840 | |
7.5 | 22 | 1310 | 1570 | |
8.0 | 24 | 1120 | 1350 | |
9.0 | 26 | 970 | 1160 | |
10.2 | 30 | 970 | 1160 | |
12.0 | 35 | 1040 | 1250 | |
15.0 | 44 | 940 | 1110 | |
18.0 | 52 | 950 | 1140 | |
21.0 | 61 | 970 | 1180 | |
30.0 | 87 | 470 | 555 | |
単相100V | 1.5 | 15 | 2070 | 2470 |
単相200V | 3.4 | 17 | 1800 | 2180 |
4.0 | 20 | 1890 | 2250 |
※突入電流は、あくまでも目安値としてお考えください。
条件 : グリラー 3P-210
電気容量 三相 200V 10.2 kW
定格電流 30 A
周 波 数 50 Hz 域
1. 突入電流を確認 表より 三相 200V 10.2 kW 50 Hz時の突入電流は、グリラー定格電流の 1160 %
2. 動作時間を確認
50 Hz 域に設置
∴ 1 / 50 = 0.02 秒 ※ 60 Hz 時は 0.017 秒
3. 使用するブレーカの形式想定と動作特性曲線を入手
推奨容量である 40 A を想定
4. 突入電流を使用するブレーカの定格電流に対する %に換算
∴ 1160 × 30 / 40 = 870 %
5. 動作特性曲線から動作時間と電流(定格電流に対する % ) の交点を確認
交点が動作範囲に達していない・・・OK 突入電流によるブレーカの遮断は回避
交点が動作範囲に達している ・・・NG 選定のやり直し
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